www.smiyasaka.com  は、2022 年 11月から Oracle LInux 8.X にOSを変更しました。

CentOS 8.0.1905 DVD からインストール手順



CentOS 8 ---> 使用した OS は、
       DVD DL に焼き付けた CentOS-8-x86_64-1905-dvd1.iso です。

CentOS-8-x86_64-1905-dvd1.iso の場合、インストール画面が改訂されている事とネットワーク(イーサネット)の設定方法の内 ネットワークの[オン]を設定前にすると設定 することが出来なくなっています。 注意してください。

以下に、簡単ですが手順を忘備録としてまとめてみました。参考にしてください。
表示形式は、CentOS7 と比較すると多少は、違いますが設定方法は、同じです。ただ、タイムゾーンの設定値が日本語を選んでも日本(東京)に成っていないので設定する必要があります。

① CD/DVD ブートで、DVD DL を入れて、起動する。

   初期画面の説明と支障時の対策

   1行目 Install CentOS 8
   ( インストールまたは既存のシステムのアップグレード。)
   ( CentOSをグラフィカルインターフェイスでインストールする。)

   2行目 Test this media & install CentOS 8
   ( 基本のビデオドライバーでシステムをインストールする時。)

通常のインストールは、1行目の選択でしますが、画面の表示の関係で支障が出る場合は、
2行目を選択してインストールをしてください。
( こちらでインストールした方が、表示文字が大きいので見やすいと思います。)
私の場合、PC のスペックが低いので、2行目を選択しました。

② しばらくすると「 Troubleshooting 」のタイトル画面が表示します。

1行目の install CentOS 8 in basic grapfice mode が選択されている事を確認して [Enter]キーを押す。

③ しばらくすると「 Starting Installer,one moment... 」のタイトル画面になり、画面の下に下記の文字が書込まれたグリーンの帯が表示します。

   anaconda 1:main 2:shell 3:log 4:…………

   ---> [1]キーを押します。

「WELCOME TO CENTOS 8.」の画面が表示する。
   ここで、インストールする言語を指定します。
   サイドバーを少し下げます。

   --->「日本語 Japanese」を選択すると、右側の欄に「日本語(日本)」と
     表示し、タイトルも日本語「CENTOS 8 へようこそ」に変わります。

   ---> [続行(C)]をクリックする。

「インストールの概要」の画面が表示する。

   --->「インストール先(D)」をクリックする。

「インストール先」の画面が表示する。
   「ローカル標準ディスク」にチェックマークが付いていた時には、

   ---> [完了(D)]をクリックする。

「ローカル標準ディスク」にチェックマークが付いていない時には、

   --->「ローカル標準ディスク」を選択する。チェックマークが入ります。
   ---> [完了(D)]をクリックする。

   インストール済みの システムを消去する方法は、下記の手順通りです。

⑥-1 「インストール先」の画面で、「パーティション構成を行いたい(I)」にチェックを入れる。
   ---> [完了(D)]をクリックする。

⑥-2 「手動のパーティション設定」の画面が表示する。
   インストール済のシステムは、左側中央付近に、太字で表示します。
   ---> 「システム名」をクリックする。

⑥-3 インストール済のシステムのパーティションの構成がシステム名の下に表示されます。
   ---> 左側下の[-]をクリックする。

⑥-4 「○○○にあるすべてのデータを本当に削除してもよいか?」が表示します。
   ○○○は、HDD のデバイス名です。
   2行目のチェック欄にチェックを入れます。( 総てを削除するため。)
   ---> [削除します(D)]をクリックする。

⑥-5 インストール済みのシステム名が、消えます。
   ---> 左側上部の文字「・ここをクリックして自動的に作成します(C)。」をクリックする。

⑥-6 画面の内容が新規に構成されたパーティション情報になります。
   この画面では、各パーティションのサイズの変更ができます。
   ---> [完了(D)]をクリックする。

⑥-7 「変更の概要」が表示します。
   ---> [変更を許可する(A)]をクリックする。
   ここからの次の手順は、⑨へ行きます。

「インストールオプション」の画面が表示する。
   新規インストールなので

   --->「領域を確保する(R)」をクリックする。

「ディスク領域の確保」の画面が表示する。

   ---> [すべて削除(A)]をクリックする。

「インストールの概要」の画面に戻ります。

   --->「ネットワークとホスト名(N)」をクリックする。

「ネットワークとホスト名」の画面が表示する。

画面右上の[オフ]をクリックする。設定終了後[保存]をクリックすると勝手に [オン]なります。

   この時、必ずネットワークに接続して置いてください。先に進めなくなります。

   ローカルの IPアドレスが割り付けられます。
   ここで、固定の IPアドレスを設定します。

   ---> 画面右下の[設定(C)]をクリックする。

   「enp2s0の編集」の窓画面が表示する。
   enp2s0 は、PC の環境によって変わります

   ---> [全般]タブをクリックする。
   ---> [この接続が...]にチェックを入れる。

   ---> [IPv4のセッティング]のタグを選択する。
   ---> 方式(M)の欄、「手動」を選択する。

   ---> [追加(A)]をクリックする。

 1. [IPアドレス]・[ネットマスク]・[ゲートウェイ]を設定する。
   ex. 192.168.0.77 24 192.168.0.1

 2. [DNSサーバー(D)]を設定する。
   ex. 192.168.0.1
   ---> [保存(S)...]をクリックする。

 3. 画面左下の「ホスト名」を設定する。

   ---> 左上の[完了(D)]をクリックする。

「インストールの概要」の画面に戻ります。

   --->「ソフトウエアの選択(S)」をクリックする。

「ベーシックWebサーバー」でなく「最小限のインストール」にチェックを入れてく
ださい。

なお、「最小限のインストール」でのインストールは、多くの不足パッケージがある
ので、再起動後に yum -y groupinstall で不足パッケージをインストールします。

   ---> 「最小限のインストール」にチェックを入れる。
   ---> 「開発ツール」にチェックを入れる。

   ---> 左上の[完了(D)]」をクリックする

「インストールの概要」の画面に戻ります。

   --->「時刻と日付(T)」をクリックする。

 世界地図の画面に切り替わるので、右のほうにある日本の地域をクリックする。

   ---> 左上の[完了(D)]」をクリックする

「インストールの概要」の画面に戻ります。

画面上に△に! マークが付いた表示が無いか確認する。
ある場合は、未設定項目なので設定をする。

   ---> 画面右下の[インストールの開始(B)]をクリックする。

「設定」の画面が表示する。

   ---> [rootパスワード(R)]をクリックする。

「rootパスワード」の画面が表示する。
   「パスワード」の欄「確認」の欄にパスワードを設定し

   ---> [完了(D)]をクリックする。
      ( 弱いパスワードの時 )

「設定」の画面に戻ります。

   ---> [ユーザーの作成(U)]をクリックする。
   「フルネーム(F)」の欄にユーザー名を設定する。
   「このユーザーを管理者にする」にチェックを入れる。
   「パスワード」の欄「確認」の欄にユーザーのパスワードを設定し
   ---> [完了(D)]をクリックする。
      ( 弱いパスワードの時 )

「設定」の画面に戻り、インストールが、開始します。

「インストール完了」の画面が表示する。
   ---> 画面右下の[再起動(T)]をクリックする。

⑲ 再起動後は、GNOME(テキスト入力モード)だけの画面になります。



^